ここ3日間、ほとんど鉄道の話題ばかりでした。新聞社のサイトなどにもニュースが載っていますし、blogでも話題が取り上げらえているので、廃線と共に新線が開業したということぐらいは、他の地域の方でもご存知にならたかと思いますが、地名をはじめ馴染みのない話題で、ピンと来ない話だと思います。
なので、改めて横浜で何があったのかを、私なりに説明してみようと思います。ただし、私も根っからの浜っ子ではないですし、あくまでも私見ですので、そのつもりでご覧ください。
東横線の一部廃線
1月30日の終電(31日未明)をもって、東急(東京急行)の東横線の横浜-桜木町間、約2キロが廃線となりました。これは、2月1日に開業した、みなとみらい線が横浜駅で東横線と繋がり、相互直通運転をはじめることで、ヒゲ線となってしまう部分を廃線にしたものです。
東急にとってみれば、路線が短くなるわけですが、横浜駅を過ぎると乗車率が下がりますので、それほど未練は無かったのかもしれません。とはいえ、現役バリバリの路線が廃線になったわけです。
なお、この区間には、JR根岸線が文字度通り並行して走っており、横浜市営地下鉄も通っていて、東横線が廃線になったからといって、鉄道がなくなるわけではありません。
桜木町駅
桜木町駅は、後述の「みなとみらい地区」への玄関駅です。
その一方、駅の反対側の野毛地区は、戦後の闇市時代から続く古い街で、居酒屋などの飲食店が立ち並び、あるいは所々に風俗店などもあって猥雑な街です。また、競馬の場外馬券場(ウィンズ横浜)もあり競馬の開催日ともなれば人が溢れています。
こうした土地柄から、近隣に住んでいる者なら一度や二度は、この街に来たことがあるでしょう。こうした事も、桜木町駅の廃止に多くの市民が集まり名残を惜しんだことの理由でしょう。
なお、明治5年に新橋-横浜間を開業した鉄道の横浜駅とは、現在の桜木町駅だそうです。
みなとみらい21地区
新線の名前ともなっている「みなとみらい」というのは、桜木町駅から海側に広がる埋立地で、横浜市が中心となってビジネス街、ショッピング街として整備を進めている地域の名前です(みなとみらい21地区、略称MM21地区)。しかし、企業誘致はなかなか進まず広大な空き地が残っているのが実態です。
「◆横浜ふぉと散歩」でも写真のテーマとしている横浜ランドマークタワーや大観覧車コスモクロックのあるテーマパーク「コスモワールド」があるのも、この地区です。中央にデジタル時計のある大観覧車の夜景は、ドラマやCMの舞台にもよく取り上げられているので、皆さんもご覧になったことがあるのではないでしょうか。
みなとみらい線
2月1日開業した新路線。横浜市、神奈川県などが出資する第三セクター、横浜高速鉄道株式会社が運営しています。
高架上から地下5階に移設された東急横浜駅を出ると、線路は大きく左方向、海側へと曲がり、その後、海岸線に並行に、新高島駅-みなとみらい駅-馬車道駅-日本大通り駅-元町・中華街駅と続きます。
この路線が通る沿線には、先に書いた みなとみらい21地区のほか、馬車道、山下公園、中華街、元町などがあり、おそらく世間の人が「横浜」と聞いてイメージするであろう、もっとも“横浜っぽい”ところです。
逆にいえば、いままで、これらの場所は、鉄道交通では不便な場所(最寄のJR根岸線の関内駅、石川町駅から徒歩15~20分くらい)だったのです。
みなとみらい線は、観光都市・横浜として大きな期待が寄せられている路線でもあるのです。
---
どうでしょうか? 少しは、お祭騒ぎの背景がご理解いたでましたでしょうか?
Recent Comments