懐70's:34年前の技術
「太陽の塔」を懐かしむついで、大阪万博のほかのことも思い出した。
この34年、目まぐるしいようでいて、でも、日々の生活はほとんど変わりがないので、時の流れを実感するのが難しいときがある。でも、立ち止まって昔のことを思い出せば今とはぜんぜん違っていたなぁと、時代の進歩・技術の進歩に改めて驚かされる。
たとえば、Expo'70大阪万博での人気パビリオンの一つに、(確か)日立館というオレンジ色のUFOの様な形をしたものがあった。このパビリオンでの人気展示物は、今で言うところの「フライト・シミュレーター」。館内に十数個のコクピットが用意されており、それぞれ何秒間かずつ制御権が与えられるようになっていた(みんなで、一つの飛行機を操縦するような感じ)。
いまではゲームセンターに行けば普通にあるようなものが、当時は最先端の展示物だったのだ。
操縦を終えて、次のフロアに移ると、そこに装置に仕組みが説明がある。実はこの装置、ミニチュアセットの上に、多自由度のクレーンに吊るされた小型カメラが移動するようになっており、操縦桿の動きに連動してカメラが動くようになっている。シミュレータの前方スクリーンに映っていたのは、このカメラが撮影したミニチュアの街の映像だったのだ。
いまなら、当然のようにCGで作るところだが、34年前の計算機ではとてもじゃないけどCGなんて無理。こうしたアナログな技術が生きていた。
ついでに、もう一つ。このパビリオンのエレベータは2階建てになっていた。それ以来、2階建てエレベータなんてすっかり忘れていたが、なんと、六本木ヒルズのエレベータで見事、実用化されていた(しかも、階の高さ調整機能付に進化して)。
※34年前の記憶を頼りに書いているので、間違っているかもしれません。その点はご容赦ください。
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