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2004.09.28

懐70's:大阪万博・古河グループ館

日立パビリオンの近くに、七重の塔を模したパビリオンがあった。その名は古河グループ館。最近の博覧会では名前を聞かないが、古河グループ(旧・古河財閥)が出展しているパビリオンで、いまならさしずめ、富士通館というところだろうか? 1970年当時は、総合電機メーカーの日立などは除いて、国産のコンピューターメーカーというのは、まだまだ小さく、たしかNECも単独でのパビリオンはもってなかった(住友館に参加していたのだろうか?)。

その古河パビリオンの展示物の一つに、ロボットによるボールの選別というのがあった。ロボットといっても人型のヒューマノイドではない。今にして思えば、あれは、自動車組み立てラインに並んでいるアーク溶接ロボットか何かのだったのだろう。大きな腕の先にボールを挟む爪のようなものがついていたように思う。

その爪で、スロープを転がり所定の位置にとまったボールを挟み、白ならこっち、黒ならあっちと色に寄って振る分けるというデモンストレーションだった。

コンパニオンのお姉さんの解説によると、実は、これは色を識別しているのではなく、黒の方が数ミリ大きいのを爪の挟み具合のセンサーで関知しているとのこと。碁石と同じで、人間の目では白が大きく見えることを利用して見た目は同じ、でも、ロボットには判るという仕組みだったのだ。古河館でロボットの展示となれば、おそらくは、今のファナックが担当していた展示物なのだろう。

これも今となっては、わざわざ博覧会で展示するほどの内容ではない。でも、当時は最先端に近かったのだろう。

こうして書くと、あまり面白い展示物ではないように思えるが、子供の頃に一度見ただけのことを34年経ったいまも覚えているのだから、子供心にも、それなりのインパクトがあったということだろう。

それから34年。鉄腕アトムこそ誕生していないものの、2足歩行のヒューマノイドがさして珍しくなくなってきている。
技術は確実に身近なものに進化している。

※記憶を頼りに書いていますので、誤りがあるかもしれません。 その点はご容赦ください。

※ちなみに、ニフティ社長の古河さんは、この古河グループの“古河さん”です。

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